私立小学校へ通わせるメリット・デメリット

保護者向け

今までは「教員目線」で記事を書いていましたが、今回は「保護者目線」で私立小学校のメリット・デメリットについて書いていこうと思います。

私は私立小学校に勤務する「教員」ですが、2児の父「保護者」でもあります。そんな私だからこそ書ける内容があると思っています。

我が子を私立小学校に通わせようか迷っている保護者の方の参考になれば幸いです!

メリット・デメリット概要

【メリット】

①校舎・設備が綺麗

②独自の授業・カリキュラム

③先生たち(専門、異動なし)

④高め合える友達

⑤保護者

⑥受験による学習意欲向上の機会

⑦優越感(?)

【デメリット】

①お金(学費、学級費など)

②友達(近所の友達)遊べない、様々な友達との関わり

③宿題が多く、塾との両立が大変

メリット詳細

7つのメリットについて詳しく書いていきます。

①校舎・設備が綺麗

これはやはり公立とは違います。公立では『創立150周年!』とかありますからね(明治維新かっ!)

校舎は築50年の木造建築で、歩く度にミシミシ音がするような学校も結構あります。

しかし、ほとんどの私立は比較的新しく、教室やトイレが綺麗でエアコンなどの設備も整っていて子どもたちも快適に過ごせるはずです。

これは子どもたちが学習に集中できる=学力向上にも少なからず良い影響があるのではと考えます。

逆に高い学費を払って通わせるので、綺麗な学校じゃないと嫌ですよね、、。

また、綺麗ということだけではなく、電子黒板が全教室に配置されていたり、理科の実験器具が充実していたりするなど、学習環境も整備されています。

反対に、その私立が力を入れている分野については、資金を投じ充実しているが、重要視していない分野にはお金に厳しく設備が整っていない場合もあります。

②独自の授業・カリキュラム

その私立特有の授業(教科)がある学校もあります。ちなみに私の勤務校には、謎トレのような問題を解き、頭を柔らかくする教科があり子どもたちもとても楽しみにしています。

またカリキュラム(教育課程・教育計画)も公立とは違っていて、力を入れるべき教科の時数を増やし、他の教科の時数を減らしたりしている学校もあります。

例えば、謎トレ授業を週1時間新設する代わりに、体育の授業を週1時間減らすなどです。

ちなみに本校ではクラブ活動(ドッジボールや将棋、パソコンなど)が週1回、年間を通じてあるので子どもたちは非常に嬉しそうにしています。

このように、その私学の目指す子ども像のために、公立との違いを生み出せるのも私立の良さだと思います。

③先生たち

本校には、音楽や理科、英語、パソコンのスペシャリストの先生がいます。

特に英語に関しては、外国人講師によってネイティブな発音を聴きながら授業を受けることができます。もちろん日本語もペラペラです。

そして、私立の良さはその先生方の異動がないので1年生から6年生までずっとその先生の授業を受けることができることも大きいです。

公立だと英語の授業も基本的に担任の先生がやります。もちろん指導力には差があります。

そういった面では、私立の指導力というのは安定していますね。

また、担任の先生方も異動がないので、姉兄などを担任してもらった先生たちは辞めない限りいつ行っても会えますし、会話もしやすいと思います。

「この先生は良かった!良いな!」と思った先生がまた我が子(下の子)の担任になる可能性も高いというメリットがあります。(逆も然り、、苦笑)

④高め合える友達

基本的に私立小の子どもたちの学力は高いです。もちろん偏差値50前後の子もいますし、極少数ですがかなり低い子もいます。

ただ、上位の子たちは県内トップクラス学級を平均しても公立校よりも非常に高いです。

海外の研究でも、学級の学力が高いほど個人の学力が向上することや、レベルの高い友達と過ごすことで自分の技量も向上することが証明されています。

なので、私立小に通わせ、学力の高い友達と過ごすだけでもその子にとって価値あることだということです。

また、経営者や医者の子どもが将来大人になっても繋がりがあり、同級生同士で仕事で関わり合えるというメリットも生まれ得るかもしれませんね。

⑤保護者

私立小学校に通わせられる保護者は金銭面的に余裕がある方がほとんどです。

文部科学省の「平成30年度子供の学習費調査」によれば、私立学校に子どもを通わせている家庭の年間収入は、私立小学校では1200万円以上の世帯が49.4%とおよそ半数を占めています。

保護者同士も話や価値観が合いやすかったり、塾などの習い事などの情報を共有しやすかったりするなどメリットがあると思います。

また、経営者同士で仕事の依頼などをすることもあり得るかもですね。知らんけど。

⑥受験による学習意欲向上

私立小学校に通わせるためには、新1年生入学の際でも、途中編入の場合でも試験(受験)を受ける必要があります。

「受験勉強」という名目で、学習に取り組ませる良い機会づくりになります。

試験の日程や内容などが明確になっているはずなので、合格というゴールに向かって努力し、同じ学年の子たちと一緒に競い合うという良い経験にもなるはずです。

受験勉強をきっかけに自主的に勉強する習慣が身につけばなお良いですね。

⑦優越感(?)

これは偏見ですが、我が子を私立小学校に通わせていることで保護者は優越感に浸ることができるのでは無いでしょうか?

我が子が近所の公立の子たちと比べてオシャレな制服やバッグを身につけて、専用バスなどで登校して行く様子を見ていると庶民の私なら少し自慢気になってしまうかもしれません、、(笑)

本当のお金持ちの方はそんな風に思わないのでしょうけど😆

デメリット詳細

次に、3つのデメリットについて詳しく書いていきます。

①お金が高い(学費等)

文科省の「令和三年度子供の学習費調査」では、1年間の学習費総額は公立で「約35万円」私立で「約166万円」となっています。

学習費の中には、「学校教育費」「学校給食費」「学校外活動費」が含まれています。

単純に公立に通わせるよりも年間約130万円お金がかかり、小学校6年間では約780円ほどお金がかかることになります。

ただ、私立学校によって金額に差がありますので、具体的な費用については進学させようと思っている学校の学費などを調べられてください。

また、問題集を購入して取り組ませたり、有名な学者を呼んで講話を聞いたりして、その費用を集金するので、教育に力を入れている分お金はかかりますね。

これはメリットでもありデメリットでもあると思います。

学級費以外でも急な集金があることもあります。公立ではほとんど無かったですね。

ですので、経済的に余裕があるご家庭でなく「また集金か、、キツい😂」となると精神的にももたないと思います。

ちなみに本校の場合だと、学費(給食費・エアコン代等を含む)が月55000円、学級費やその他の集金が5000円で合計6万円。年間約72万円が最低でも必要になってきます。

その値段が高いか安いかは各家庭によると思いますが、その金額があまり気にならないような家庭が私立小学校に通わせられるのだと思います。

②近所の友達と遊びにくい、様々な友達との関わりが少ない

私立小学校には県内のさまざまな場所から子どもたちが通ってきます。

なので、クラスの友達といっても家が近いわけではないので、放課後に一緒に遊ぶということはほぼ無さそうです。(放課後は、ほぼ毎日習い事で忙しいという子も多いです)

また、近所に同級生が住んでいても同じ学校ではないので仲良くはないということもあるようです。

私の学級のある子どもは近所の友達とも遊んでいるようですが。

公立では家庭環境も含めていろんな子どもがいます。そういういろんな友達と関わることでしか得られない経験や考え方もあると思います。

ただ、個人的には私立にもいろ〜な家庭の子がいて、いろ〜んな子がいるので公立で学べることと大差ないのかなと考えます。

またメリット④で述べた、レベルの高い友達と高め合えるというメリットの方が価値的にも大きいと思います。

③宿題が多く、塾との両立が難しい

本校は私が今まで勤務したどの公立校よりも宿題が多いです。

これは良しと捉える保護者の方が多いと思いますが、良しと捉えない方もいらっしゃると思います。

私立校に通っている子のほとんどが何か1つは習い事をしています。塾に行っている子がとても多いです。

毎日違う習い事をして7種類やっている子もいます。

平日も22時頃まで塾で学び、その前後で学校の宿題をする生活はなかなかにハードです。

私個人としては「そこまでやらせなくても良いのでは」と思いますが、忙しい子たちもしっかりと宿題をやってきます。

なので、全員に当てはまるデメリットではないですね。

最後に

今回は、我が子を私立小学校に通わせようメリット・デメリットについて書きました。

最後までお読みいただきありがとうございます♩

受験させようか迷っている保護者の方の参考になれば幸いです。

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では、また次回っ!

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